NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 横浜ロシア語センター

第123期体験講座(2015年9月26日)

第123期体験講座

2015年10月に第123期を迎える当教室。開講に先立ち、9月26日(土)に新講座担当講師による体験講座を行います。
ロシア語を初めて学ぶ入門者のための「わくわくロシア語体験」に加えて、今期はロシア語通訳界の大御所・徳永晴美先生による、中級レベル修了者対象の「徳永ゼミ」も開講します。
受講を考えている方も、試しに覗いてみたい方も歓迎。この機会にロシア語の魅力を様々な方面から体感し、味わってみてください。

第1部 歌で覚えるロシア語アルファベット

講師:竪山 洋子

ロシア語のアルファベット33文字を、ロシア版「アルファベットの歌」で楽しく覚えてみませんか?
この歌の中に出てくる単語の読み方やアクセントをリズムにのって口ずさみ、
33の単語を、ロシア語を学び始める前にお馴染みの単語にしてしまいましょう!


第2部 ロシア語と日本語の意外なつながり

講師:織田 桂子

文字も文法も日本語とかけ離れていて難しそうなロシア語ですが、
私たちが日頃使っている言葉の中にもロシア語由来の単語がたくさんあります。
逆に外来語としてロシア語に取り入れられた日本語も。
そのつながりを知れば、一気に親近感がわいてくるかもしれません。
今回はそんな言葉の数々や、挨拶のバリエーションをご紹介します。


日時9/26(土)11:00-12:00
会場横浜平和と労働会館 5階教室
講師第1部:竪山 洋子(たてやま ようこ)
第2部:織田 桂子(おだ けいこ)
対象初めてロシア語を学ぶ方(初歩を少し独習したことのある方も可)
受講料神奈川県日本ユーラシア協会会員 無料、一般 1,000円(税込)
定員12名(先着順)
お申し込み受付開始TEL・FAX 8月24日(月)13:00~/Eメール 8月25日(火)~
お申し込み締切9月24日(木)

報 告

 9月26日の体験講座を迎えるにあたり、大先輩の野口先生、織田先生のアドバイスを受け、私はアルファベットを説明することになりました。

 当日は30分間のコーナーを担当させて頂きましたが、生徒さん達の12の瞳をわが身に受けとめるだけの肝が据わっておらず、ベテランの織田先生の落ち着いた説得力あるお話しぶりと比べると私のパフォーマンスは穴だらけで反省ばかりです。

 まず、もっと生徒さんを巻きこんでどんどん発話を促すことが必要であったと思います。

 難しい発音にぶつかると生徒さんの顔は曇るようでしたが、「できる!」、あるいは「知らなかったけどできた!」と言うときには瞳が輝いていました。

 そして、アルファベットソングを歌ったのですが、それよりも、「え!こんな歌もロシア語の歌になっているんだ」というようなグローバルソングを選び、この歌が歌えるようになりたいなと思ってもらう戦法をとったら良かったかもしれません。

 いかに耳慣れないロシア語に親近感、そして「謎のベールを剥いでみたい」という好奇心を持ってもらえるかが「ちょっとだけ覗いてみようかな」と言う人の受講を決めていただくカギであろうと体験講座が終わってから感じた次第です。

 ロシア語は目的がないと習わない言語である、はじめから習うぞと思っている人しか来ないとステレオタイプ的思いこみが私自身あると思います。

 興味を持って勉強したくなる言語にするには、ロシア語は難しいと思ってたけど、そうでもなさそうだぞという方向からと、難しいけどなんだか面白そうだぞという方向の2方向からの生徒さんへのアプローチが必要だと強く感じました。

(竪山 洋子/横浜ロシア語教室講師)
神奈川県日本ユーラシア協会機関紙
「日本とユーラシア」2015年10月号
より


『講読からアクティヴコミュニケーションへ、テキストからディスカッションへ』

講師:徳永 晴美

 123期に開講する「徳永ゼミ」を前に、先生が教えるアクティヴコミュニケーションのロシア語、ディスカッションのロシア語とはどういうものか、それが体験できる公開レッスンです。
 今までロシア語の文法知識を得ることを中心に格闘・エンジョイしてきた皆さんから「何を引きだそうとしているのか?!」、この体験講座に参加して自分のロシア語センスで確かめてください。
 徳永先生と共に学べる稀少なチャンスです。長年培ってこられた経験の中から厳選して何を皆さんに伝えようとしているのか、この機会にぜひ体験してください。

※10月からの「徳永ゼミ」受講希望者が多数の場合、この体験講座が受講者選考の場にもなります。できるだけご参加ください。
(10月からのゼミ本講座を受講希望でも体験講座に出席できない場合は別途ご相談ください。)

日時9/26(土)14:00-15:30
会場横浜平和と労働会館 5階教室
講師徳永 晴美(とくなが はるみ)
【略歴】外務省研修所講師、朝日新聞客員、元上智大学外国語学部教授。モスクワ・ルムンバ大学修士号(MA)取得卒業後、NHK・TVロシア語講座講師、ロシア語通訳協会会長、通訳ガイド国家試験ロシア語試験委員会主任、朝日新聞モスクワ特派員、上智大学外国語学部ロシア語学科教授等を歴任。
対象ロシア語教程II(中級レベル)相当の内容を学習し終え、その内容をさらに掘り下げて活性化したいと望んでいる人。
受講料神奈川県日本ユーラシア協会会員 1,000円、一般 2,000円
定員12名(先着順)
お申し込み受付開始TEL・FAX 8月24日(月)13:00~/Eメール 8月25日(火)~
お申し込み締切9月24日(木)

報 告

 10月開講の近づく9月26日に『徳永ゼミ体験講座』が行われました。

 案内によると『徳永ゼミ』は「中級レベルの学習を終えている」「受講希望人数が多い場合は体験講座が選考の場を兼ねる」とのことで、とても緊張しました。

 この時点で他とは違う何かを感じていたのですが、講座が始まって間もなくそれは間違いではないとわかりました。

 ゼミのタイトルどおり「話すこと」に重点が置かれています。「話すこと」の大切さは、当協会での徳永先生の講座(2014年に行われました)でも触れられていたことをご記憶の方もいると思います。

 事前に届いたテキストのテーマは、正直苦手な分野。

 訳すだけでも多くの時間をとられそうです。準備なしで授業に出られるかというと、それは厳しい。

 しかし、懐かしいこの感じ。ロシアで勉強していた頃の緊張感とワクワク感を久しぶりに思い出しました。

 先生と参加した皆さんのやりとりとテンポの速さに戸惑いつつも、楽しさも見つけることが出来ました。

 私にとっては、しばらくお休み状態だったロシア語を本気で学びたいという気持ちにさせてくれた1時間30分でした。

(杉山)
神奈川県日本ユーラシア協会機関紙
「日本とユーラシア」2015年10月号
より

1. ご用件、お名前、電話番号、Eメールアドレス、体験希望の講座名を横浜ロシア語教室事務局にご連絡ください。

こちらのメールフォームに必要事項を入力・送信してください。
※体験講座のみの方は、ご用件欄で「体験お申し込み」を選択し、希望クラス「その他」の欄に「わくわくロシア語体験」または「徳永ゼミ体験」と入力してください。
体験講座と10月からの123期講座受講を両方同時に申し込まれる方は、ご用件欄で「受講お申し込み」を選択し、一通り入力した後、備考・ご連絡欄にお書き添えください。

または Tel/Fax: 045-201-3714 へご連絡ください。

2. 当日、5階教室の受付で料金をご納入ください。